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東アジア青年交流プロジェクトのブログ

日朝ピョンヤン宣言11周年のつどい

 

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2013年9月17日 主催:日朝市民連帯・大阪

  7月に南北朝鮮でおこなわれた平和行動に参加したメンバーの訪韓報告・訪朝報告を聞きました。訪韓団は725日~28日、訪朝団は723日~30日の滞在期間で、いずれも727日の朝鮮戦争休戦協定締結日に平和行進をしています。

  南は韓国警察に囲まれるなか「停戦ではなく平和協定締結を!」と訴え米軍基地を包囲する行動がおこなわれ、北は民衆が歓迎するなか「戦勝60周年慶祝」の国際パレードがおこなわれたとのこと。

  その後の講演で『日韓分析』発行者の北川広和さんは、今回の訪朝を経て、朝鮮戦争が米国による侵略戦争であったこと、朝鮮が対話を望む平和志向の国であることを学んだと話しました。米国はそのうち朝鮮は潰れるという間違った見方をして対話を拒否しています。そのうえ日中韓を巻き込んだ朝鮮包囲網は日韓・日中の対立で破綻しています。

  日本政府は歴史認識より「北の脅威」への対処を最重要視し、日中韓で朝鮮包囲網をつくれると誤解しています。過去を水に流すというだけで問題は解決しない、日本の人々は被害者意識やお上意識を克服しなければという北川さんの話を聞いて、行動で示すことが大切だと感じました。